2003年の10月に公開された映画
『フレディVSジェイソン』を観ました。
これは、『エルム街の悪夢』シリーズでの殺人鬼”フレディ”と
『13日の金曜日』シリーズでの殺人鬼”ジェイソン”が対決するという、
夢のコラボレートが実現されたホラーアクション映画です。
あらゆる面で対照的な2人が争う姿は、かなり見物です・・・。
自分の存在を忘れられてしまったことに苦痛を感じていたフレディが、
再び人間達に恐怖を与える(思い出させる)べく、
ジェイソンを利用して復活することを企みます。
(↑フレディがジェイソンをエルム街まで呼び寄せる)
人が眠っている時の夢の中でしか存在できないフレディは、
他の(実在する)者の力に頼るしかなかったのです・・・。
(↑フレディの名を知る者の夢の中にしか姿を現すことができない)
しかし、ジェイソンはフレディの思惑通りには行動せず、
自分の獲物となる者に対しても無差別に殺人(横取り)を繰り返していきます。
そこでフレディは、先にジェイソンの方を始末することに決めるのですが、
お互いが同じ殺人鬼(亡霊)であるために、
ほぼ互角の戦いとなり、苦戦を強いられてしまいます・・・。
(↑薬品を使ってジェイソンを強制的に眠らせて、夢の中で対決する)
フレディとジェイソンの出現によって犠牲が出ている人間達の方では、
当然、2人の殺人鬼をどうにかしようという動きが出始めます。
ですが、
警察はフレディの名を広めさせない(思い出させない)ようにすることだけに必死で、
全く頼りになりません・・・。
そこで立ち上がったのは、始めにジェイソンと遭遇した若者達数人と、
フレディの名を予め知っていたという精神患者の若者(脱走者)2人。
(↑フレディを知る者は全員、精神異常者として特殊な病院に強制隔離されていた)
途中で青年の(過去のフレディ事件を知らない)警官も1人加わり、
まずは、睡眠中でも夢を見なくて済むようになるという、
非合法の薬を入手するために精神病院(隔離所)へと向かうのですが・・・(以下自粛)
流行りの
コラボレーション(VS)をホラーで実現した夢の映画です。
フレディ、ジェイソン共に、お互いの特徴がそのまま表現されております。
どちらも殺人鬼なのですが、
性格や弱点などは対照的という存在になっています。
フレディは火が苦手、ジェイソンは水が苦手です。そして、
やたらとおしゃべりなフレディに対し、ジェイソンは全くの無口ときています。
また、襲う対象も、一定な者(特に若い女性)に決まっているフレディに対し、
ジェイソンは無差別というとんでもない存在になっています。
(↑ストーカーvsバーサーカー)
無差別だから、フレディもジェイソンの対象に入っているというわけですな・・・
近付く者は同類であろうと容赦なく叩き切る・・・おお怖。
それにしても、2人共かなりタフですね・・・
(↑それ以上、死なないのでは?)
フレディとジェイソンの対決が主となっている内容なので、
人間が襲われる
ホラーの部分は少な目になっております。
(↑それでも一応、R15指定”15歳未満観賞禁止”です)
よって、これはホラーというよりも、
アクション映画として見た方がいいかと思われます・・・。
ですが、
充分に面白かったです。
最後の1シーン(オチ)には許せないところがありましたけどね・・・。
(↑ホラーの基本として、終わりがないということはよくわかっているのですが)
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